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第二十二回「髪の日焼けやカラーリング!ダメージから守るヘアケア」

第二十二回「髪の日焼けやカラーリング!ダメージから守るヘアケア」


 日焼けのピークは、真夏だけと思いがちですが、紫外線は五月もとても強くなります。お肌のUV対策は万全でも、髪の日焼けは意識していないことが多いのではないでしょうか。むしろ肌よりも髪の方が紫外線のダメージにさらされやすいのです。
 紫外線のダメージを受けた髪は、アミノ酸の結合を壊してしまうことで、キューティクルがはがれて、枝毛、切れ毛などの原因になってしまいます。
また紫外線を浴びた髪はメラニン色素が分解されて、赤茶っぽい色へと退色してしまうことも。
紫外線による髪の日焼けを甘く見ると、いつしか髪はパサパサになり、抜け毛を促進してしまいかねません。

 紫外線から髪を守るためには、UVカットのできるヘアケア剤を使ったり、日傘・帽子などのアイテムを活用。またテタリストリートメントによるお手入れで、髪に栄養を補給するのもおすすめです。
 特に気をつけたいのは夏のレジャー時です。海水浴では髪に海水をつけたまま放置することはタブー。海水がついたままの髪は、浸透圧で髪の水分を失って乾燥してしまいます。
紫外線を浴びる前にシャワーや真水で、必ず髪の海水を流しましょう。海だけではなく、標高の高い山も紫外線のダメージが強くなるので、より髪のケアにも気を配りたいものです。
  髪に与えるダメージは紫外線だけでなく、日頃のお手入れが原因という場合もあります。ャンプーのすすぎ残しや、ヘアワックスなどスタイリング剤の残留も原因のひとつ。カラーリング剤の影響もあなどれません。

 ある程度年齢を重ねた方の白髪染めだけではなく、近年では若年層のファッション的なカラーリングも定着して「染色剤」は身近なものになりました。昨今はダメージを与えにくい染色剤も多く出てしますが、やはり髪に染色剤を直接塗布する以上は、髪の健康にも影響します。
比較的色持ちの短いヘアマニキュア、カラーリンスなどの染色剤は、髪へのダメージが少ないのですが、多くの方が使用しているのはヘアカラータイプではないでしょうか。
ヘアカラーは色落ちもなく持ちもよいので、特に白髪を染める方には手放せないアイテムだと思います。少しでも髪のダメージから守るために、最低一ヶ月、できれば二ヶ月くらいは間隔を空けて染めるのが理想的。さらに染めた後のアフターケアとしては、やはりテタリストリートメントで栄養を補うお手入れをおすすめします。
 抜け毛や薄毛を予防するためには、普段から髪を元気にするよりよいヘアケア剤で正しいお手入れをして、紫外線や染色剤のダメージを極力回避しましょう。

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