新生テタリス、その姿かたちをしっかり捕らえよう!

パッケージデザインストーリー Part2「新生テタリス、その姿かたちをしっかり捕らえよう!」


新しいテタリスの顔をつくる

「これまでテタリスになじんだ年配男性にも引き続き愛していただけるデザイン」。
そして「メディカルヘアエステ」…というテタリスのこれからの考え方をもとに「新たに開拓する若い女性たちにも愛していただけるデザイン」。
 この相反するオーダーに悩んだのはデザイナーのIだった。
Iはパッケージデザインのキャリアや実績を積んだ大ベテラン。その大御所が悩むほど、難しいオーダーであった。
老若男女に好まれるボトルデザインというと、対象が広がりすぎて曖昧なイメージになってしまうためである。だからといって無難なデザインにするのでは、リニューアルする意味がない。テタリスの今後の「顔」としてふさわしい、アイデンティティとなるボトルデザインを生み出すための戦いが始まった。

新生テタリスの正体を探る
デザイナーのIと企画会社プロデューサーのTは、新生テタリスのVI(ブランド・アイデンティティ)を改めて構築することにした。
女性プロデューサーのTは30代前半のキャリアウーマンであり、くしくも一般ユーザーになりきったIとTの二人ともが好むものであれば「年配男性にも若い女性にも受け入れられる」と言えるのではないか…とも考えていた。
VI構築のファーストステップは「ポジショニングマップ」を確認することである。メディカル寄りなのか? ビューティ寄りなのか? その中間なのか? さらに健康志向なのか? コスメティック的なのか? ドクター系なのか? サロン系なのか? あらゆる角度から検証を重ね、生まれ変わった「テタリス」というブランドは「どういう位置づけで存在するのか」という再確認をしていった。
このステップの中で、IとTはおぼろげだった「新生テタリス」の正体が段々と見えてきたのだった。

キーワードは「メディカルヘアエステ」
「メディカルヘアエステ」…新生テタリスのキーワードとなるその言葉には、さまざまな意味が込められている。毛髪の悩みやトラブルをサポートとしてく「専門アイテム」でありながら、美しさ・質感を育てる「ヘアサロンアイテム」としての顔も両立させていく。それが新生テタリスの正体であった。
「老若男女に好まれながら、テタリスの顔としての個性を出す」という呪縛に捕われると曖昧で無難なデザインになってしまうところであったが、「毛髪の専門アイテムであり、髪を美しくするヘアサロンアイテムである」という考え方に主眼を置くと、明確なデザインコンセプトが見えてくる。
「メディカルヘアエステ」を伝えられれば、結果として老若男女に愛されるデザインになるはず!
IとTはそれを信じて、暗闇の中で一筋の光に向かっていった。
Vol.3へ続く